職場や学校などでのストレスからくるつらさ

「朝になると体が重くなる」「行かなきゃいけないのに動けない」
そんな気持ちをひとりで抱えていませんか?
無理にがんばらなくて大丈夫。まずは、その気持ちに耳を傾けてみましょう。

どうして「行きたくない」と感じるの?

心や体が「つかれているよ」とサインを出していることがあります
人間関係、仕事・学業のプレッシャー、生活リズムの乱れなど、さまざまな要因が重なって「行けない」と感じることがあります

心に現れる主な症状

  • イライラや落ち着きのなさが続く
  • 気分が沈んで何もする気が起きない
  • 仕事や学業に集中できない
  • 些細なことで不安になる
  • 周囲の目が気になって仕方がない
  • 自分を責めてしまう気持ちが強くなる
  • 人との交流を避けたくなる
  • 将来に対して希望が持てない

体に現れる主な症状

  • 疲れやすく、だるさが続く
  • 頭痛や肩こりがひどくなる
  • 胃の痛みや食欲不振
  • 吐き気や胃部不快感
  • 睡眠障害(不眠や過眠)
  • 動悸や息苦しさ
  • 手足の震えや冷え
  • 急な体重の増減

考えられる状態や病気

以下のような状態が背景にあることがあります。もちろん、診断は慎重に行いますが、目安としてご紹介します。

うつ病・抑うつ状態

気分が強く落ち込み、特に朝に起きられない。
興味がなくなる。
疲れやすくなるなどの症状が続きます。

適応障害

特定の環境(職場や学校など)で強いストレスを感じ、不安や落ち込みが出る状態です。休日などには症状が軽くなる傾向があります。

不安障害(社交不安症・全般性不安症など)

人前で話す、他人と接することに強い不安や恐怖を感じ、常に「失敗したらどうしよう」と不安にとらわれてしまう。

自閉スペクトラム症(ASD)・注意欠如多動症(ADHD)

職場や学校での人間関係やコミュニケーションが極端に負担、環境の変化や決まりごとにうまく適応できず疲弊してしまう。

発達性トラウマや過去のつらい経験による影響

「何かをきっかけに行けなくなった」背景に、過去のトラウマがあることもあります。

こんなときこそ、
ご相談ください

「病気なのかどうかもわからない…」
そんなときこそ、私たちにご相談ください。
必要なときは診断や治療も行いますが、まずは“今の気持ち”を整理するお手伝いをさせてください。

当クリニックでできる
サポート

  • 医師によるていねいな面談と診察。
  • 必要に応じた診断と治療。(お薬は無理におすすめしません。漢方薬での治療も可能です)
  • 心理士とのカウンセリング。(希望に応じて)
  • 職場・学校との調整支援。(診断書の作成、相談対応)
  • 漢方による治療も可能です。

最後に

行けない自分を責めないでください。
「つらい」と感じるその心に、私たちは真剣に向き合います。